嘲笑い過ぎた所為でその希求や価値は抜け落ち
隣で眠る断絶は愚行 そう 崩れてく情景の意味を朽ちてく意味を
群がる鴉の元へ 鳴き止む迄 零に逃避する数は追う

歪に曲がるあるべき姿は縫い合わせる程深く解ける

瞳孔に浮かべる現実は殼 麻痺した感情の所為か

空が跡切れ光が地に墜ちる 嘆く声をあやす赤子の夢
塗り潰し過ぎて爛れてく嘘 蝶の羽で落下する蛾
苦悩の裏で溺れている愛 亡骸に手を伸ばす傍観者
這いつくばる明日を笑う老婆
どうか俺のままで

辺りを埋め尽くす宛て無き痛み
目を閉じ灯す歌に傷など癒せぬ

壁一面に咲き出した終焉 誰もが忘却を願う度
葬失に焼かれた俺の詩は仄暗い虚無の底で溺れてる

ららら

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